そして、いよいよ(?)その3です。 広島県北部の庄原市へ出かけました。しょうばら国際交流協会主催の『日本語学習者による日本語スピーチコンテスト&新年会』に東広島から数人が出場したので、応援ツアーです。前日(2/9)が机の上の勉強(講義:シンポジウム)なら、この日はまさに実習(現場体験)です。
まずは、好天に恵まれ、雪道の心配もなく東広島→三次→庄原と★の車に総勢7名が乗り込んで快適なドライブ。三波羅川沿いの桜並木、君田温泉、某グルメマンガにも取り上げられたわに料理(皆さんご存じですか?アリゲーターじゃないですよ)など、観光おすすめスポット満載コース。今度は遊びに来るぞ!!と決意を新たにしました。
さて、日本語スピーチです。ベトナム、中国、インドネシア、ブラジル、アメリカ、台湾、ジャマイカ、タイの8カ国16人が登場。中国山地の真ん中でも、これだけの顔ぶれ(国籍)がそろう。本当に国際化の波は日本全国に及んでます。11回目ということもあり、しっかり地域に定着したイベント(というか年中行事)になっています。
日本語スピーチコンテスト表彰式後の記念撮影 |
ポットラックパーティーでは、餃子、ナムル、巻き寿司をはじめ、各国料理ズラリのまさにインターナショナルバイキング。ヤッチャル最年少で大学の寮で生活しているノンちゃんは、日頃の食の欲求不満を一挙解消とばかりに、目を輝かせて食べまくっていました。ただし一番感激していたのがミスドっていうのは、現代っ子ですねえ・・・
今日の“現場体験”でいちばん感じたのは、スピーチ、ポットラックともに、手作り感に溢れ、大変アットホームな雰囲気だったということです。規模の小さい自治体ならではの、多文化共生への取り組みを見ることができました。
そして、庄原市民でなくてもウエルカムというのは、とてもうれしいことでした。地元庄原だけでなく、東広島、安芸高田などからも参加者があり、さらには廿日市(はつかいちと読みます。広島県西部)からは、参加者の義父母も駆けつけてきました。こうした開かれた雰囲気なら、他自治体住民との交流や連携が自然にできますね。そして庄原をピーアールするよい機会にもなります。♪はビンゴで幸運にも景品をゲットしたのですが、それは庄原市高野町の特産品詰め合わせセット!こういうのを頂いたら、その地域への興味が自然とわいてきます。
そんな暖かい雰囲気は、東広島からの参加者の心をとらえました。帰りの車では、みんな口々に「また来ようね!!」お世話になりました(♪)