今回のタイトルは,NHKの回し者?ではないですよ.このところのU18の状況を見ていると,改めてあそこを思い出すからです.あそことはここ↓
松下村塾(♪撮影:2012年5月) |
質素な庵に誰かがいてお茶でも飲んでいると,三々五々子どもたちがやってくる.宿題やったり,おしゃべりしたり,悩みを打ち明けたり,お茶飲んだり,お友だちと遊んだり・・・まったり,ゆったりしてるけど,なんとなく癒やされる.
最近,U18の定例活動(火曜日,土曜日)は,以前ほど大盛況ではありません.インドネシアの子どもであふれかえっていたり,中3の受験生(現高校1年生)の受験準備でてんやわんやしていた頃から見ると,とても落ち着いて(?)います.ちょっと淋しい感じなんですけど・・・でもね,U18がやっているのは定例活動だけではないのです.
このところ,いわゆる常連メンバーのふらっと立ち寄りがよくあります.
・KC君(中2)は「職場体験からの帰りに通りかかったからのぞきに来た」(家〜学校の通学路では通りかからない)
・HJさん(高1)は,初登場の男子同級生(ボーイフレンドではない)を伴って現れ,学校生活をひとくさり語り
・SIさん(小5)は,日曜日に突然現れ,分数の計算と文章題のプリント(通分,約分を伴うのでかなりやっかい)2枚,ゆうに2時間は粘り,
・AI君(高1)は,クラブ出なかったからのぞきに来た「案外,人が少ないねえ・・・おれらの頃,もっとたくさんいたよねえ」と憎まれ口をたたき・・・そういえば,数日前にはコミュニケーションコーナーに彼女を連れてきて「どんなところか見せようと思ってさ」と泣かせることを言ってましたっけ.
子どもたちは火曜日の夕方にサンスクエアに行けば,誰かがいる!と思っているのでしょう.
定例活動に来なくなるというのは『自立』でもあるのです(学校の勉強という意味では,ほとんど自立していませんが).ここへ来なくても,学校で自分でやっていくことができる.お友だちもできたし,周囲の人とコミュニケーションも取れる.子どもたちにとっては,なによりです.
でもそんな子どもたちでも,何かの時にふらっと顔を見せます.その子どもたちを受け止める『場所』が必要です.『場所』とは文字通りの場所はもちろん必要ですが,『人』をも意味します.それを私たちは『居場所』と呼んでいます.U18の理想形は,そんな居場所でありつづけることなのかな,と思うわけです.
・SIさん(小5)は,日曜日に突然現れ,分数の計算と文章題のプリント(通分,約分を伴うのでかなりやっかい)2枚,ゆうに2時間は粘り,
・AI君(高1)は,クラブ出なかったからのぞきに来た「案外,人が少ないねえ・・・おれらの頃,もっとたくさんいたよねえ」と憎まれ口をたたき・・・そういえば,数日前にはコミュニケーションコーナーに彼女を連れてきて「どんなところか見せようと思ってさ」と泣かせることを言ってましたっけ.
子どもたちは火曜日の夕方にサンスクエアに行けば,誰かがいる!と思っているのでしょう.
定例活動に来なくなるというのは『自立』でもあるのです(学校の勉強という意味では,ほとんど自立していませんが).ここへ来なくても,学校で自分でやっていくことができる.お友だちもできたし,周囲の人とコミュニケーションも取れる.子どもたちにとっては,なによりです.
でもそんな子どもたちでも,何かの時にふらっと顔を見せます.その子どもたちを受け止める『場所』が必要です.『場所』とは文字通りの場所はもちろん必要ですが,『人』をも意味します.それを私たちは『居場所』と呼んでいます.U18の理想形は,そんな居場所でありつづけることなのかな,と思うわけです.
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