さて,今年度からヤッチャルと東広島市が連携して,学校への通訳派遣が始まりました.外国につながる子が転入するとき,数日間(子どもによって違う)通訳がつきそいます.昨年から,非公式に(ということはボランティア!!ということです)実施していましたが,今年度は公式な派遣ができることになりました.
その第一弾として,アルジェリアからきた小学校3年生のために,アラビア語のできる方が2日間学校へ行きました.学校の担当者である♥によれば,たいへん効果があったようです.何もかもわからず不安な中で,母語のわかる人がいる,学校での行動を説明してもらえる.子どもにとっては本当に安心なことですね.
その子の疑問の一つが「どうして,廊下は右側を歩かなくちゃいけないの?」
たしかに,交通事情の悪い国では,こういうことはあまり守られていないかもしれません.「ぶつからにように,安全のためだよ」というと納得していたそうです.
こどもが日本の学校で気持ちよくすごすために.能力を発揮することができるように,やるべきことはまだまだたくさんあるぞ!!
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