2013年12月25日水曜日

クリスマスケーキ

 1ヶ月以上ご無沙汰してしまいました。U18には高校受験生が大勢います。中学3年生だけでなく、16、17才の中学既卒であらためて高校を目指す子もいます。そのひとりがKI君。前回の書き込み『進路相談の季節』では、彼の苦しい心の内を紹介しました。彼だけでなく多くの子があのようなことを考えているんだろうなあ、現実は厳しいなあと思いながら・・・

 さて、昨日(12/24)は2013年最後のU18定例活動。クリスマスイブですが、中学生、受験生が、活動後居残り勉強をしていました(このところ、これが慣例になっています)。そこへ、KI君から電話がはいりました。
「今、そこに何人いるの?」
「子どもが4人、大人が3人かな」
が答えましたが、何でそんなこと聞くんだろう、わけがわからんと怪訝な顔です。

 しばらくするとKI君がやって来ました。「はい、おれの給料で買ったんだよ」
差し出されたのはなんとこれ↓
 恥ずかしそうな、消えそうな声でした。アルバイトでちょっとは世間の荒波にもまれ、思うところがあったのかなあ・・・こんなうれしいクリスマスケーキ、そうそうある物ではないですね!!!みんなで味わって食べました。子どもって本当に成長します。うれしかったよKI君。ごちそうさまでした。受験がんばろうね