2013年11月18日月曜日

『がんばったで賞』を贈りました

 この時期恒例の外国人スピーチコンテスト(東広島市)11月17日に10回目が無事終了しました。10回!!なんだかんだあっても結構続いていますね。
 
 今年はインドネシア、アメリカ、中国、バングラディシュ、ドイツ、ブルネイ、韓国 の7ヶ国17名の参加がありました。祝!参加人数記録更新。さらに国籍は7ですが、民族ということで言えば10以上になるでしょう。東広島には、多様な人たちが暮らしているんだなあと、改めて実感しました。テーマも、日本語学習、自分の人生、自分の国の紹介、日本の古典、アルバイトなどバラエティー豊か。皆さんしっかり練習していて、スピーチがよどみなく流れ、完成度が高かったです。開始前、17名全部聞くのは結構大変かも?と一抹の不安が頭をよぎりましたが(ごめんなさい)、まったくの杞憂でした。
 
 このスピーチコンテストでは、毎年、広島大学の日本語教育学科教授を審査員長に、5人の審査員が厳正に審査し、最優秀賞、優秀賞、国際交流会長賞を選出します。今年はこれに加えて、新たな試みとして『がんばったで賞』を2名の方に贈りました。
 
 昨年、東広島市教育文化振興事業団に登録する国際交流ボランティア(詳しくはコミュニケーションコーナー)の有志は、多文化共生活動の一環としてインターナショナルバザーを開催し大盛況となりました(その様子は本ブログでも報告しています)。その収益金を、更なる草の根国際交流に役立てようというのが、この賞の由来です。
 ということで、国際交流ボランティア有志の会のメンバーは、全員のスピーチ終了後、審査員とは別に某所に集まり、厳正な(??)審議を行いました。とはいうものの『がんばった』とは、いったい何をがんばったのか?日本語、生活、人生、スピーチ・・・どの方も皆、本当にがんばっていました。あの人にもあげたい、この人にもあげたい、できればみんなにあげたい・・・

 表彰式では、皆さん「やりとげた」というさわやか感が溢れていました。本当にみなさんおめでとうございます!!
 
そして、今年もやります!!
多文化共生『インターナショナルバザー』
日時:12月8日(日)11:00スタート
場所:東広島市にあるくぐり門(JR西条駅近く、酒蔵通りにあります)
お近くの方、来てくださいね

 第10回東広島市外国人スピーチコンテスト表彰式
祝!!がんばったで賞
祝!!がんばったで賞