2015年6月16日火曜日

家で一人で勉強するのはむつかしい!!

今日(2015/06/16)はU18の定例活動でした.からの活動報告をお送りします

みなさま、
うっとうしい季節ですが、今日も子どもたちは元気にやってきました。
コミュニケーションコーナー相談窓口のKTさんは

「子どもたちが楽しそうに勉強しているのを見るのはいいねえ」

実はS中学に行っている子たちは、毎週火曜は3時半ごろからコミュニケーションコーナーで学習しています。ということは学校を早退しているわけです(一応学校公認ですが).ただし学習といっても、それぞれ、やることは広げているのですが、半分はおしゃべりを楽しんでいます。おそらく学校では、まだまだクラスメートの話や、授業にはほとんどついていけず、静かに席についているのでしょう。U-18に来るとはじけてしまうのも無理はありません。

今日はしばらく来ていなかった中3のKC君が定期テストの結果を持ってやってきました。点数を聞くと、そこそこの点を取っています。こんな時はまずほめるのが鉄則!

「すごい。よく頑張った!」「前より良くなったじゃん!!」
本人が希望する高校にはまだまだ手が届く点ではありませんが、何とかやる気を出させたい!というのが我々ボランティアの親心です。

K:うちにいるとやる気が起こらないんだよねえ・・
V:そんなのんきなことを言ってる場合じゃないでしょ!1日最低2時間、できれば4時間ぐらい勉強しなくちゃ!
K:えー。そんなに!!!でも勉強のしかたがわからないんだよね~。
V:問題集を持っていたら、1日何ページするとか計画を立てるのよ。計画立てたら持っておいで見てあげるから・・
K:えーっ。大丈夫・・・なんとか・・・やってみようかなあ・・・・


褒めた後にはこんな現実的な会話を交わしました。家庭学習の習慣がない子どもたちが多いのですが、このKC君もその一人。そんなKC君ですが、勉強をちゃんとしないのに、そこそこの点が取れるということは勉強したら志望校にも入れるかも・・・どうしたらそんな気持ちにさせることができるでしょうか・・・

高校生もきています。
今日は半分ボランティアのLS君も入れると3人・・・
一人はいつも問題を抱えているKSさん。今日も来日していたおばあちゃんが帰国し「さびし~い」とやってきました。そして、高校は欠席・・・この子の寂しさをどう受けとめたらいいのでしょうか・・・

それぞれに多かれ少なかれ、いろいろなことを抱えている子どもたち・・・寄り添うことしかできないんだよなあ・・・


このところ,こんな感じで,毎回にぎやかなU18です